どちらを選ぶ？注文住宅と建売住宅のメリット・デメリット

家づくりでは専門用語がたくさん出てくるため、
計画のスタート段階では意味がわからない言葉も多いかと思います。
住宅を選ぶとき、まずは必ず理解しておきたいのが「注文住宅」と「建売住宅」という言葉の違いです。
マイホームを購入する際には、それらの違いや、メリット・デメリットをよく理解したうえで検討することが大切です。

そこで今回は、注文住宅と建売住宅の違いを解説し、それぞれの特徴を詳しくご紹介！
自分たちの暮らしや理想に合った家づくりを叶えるためのヒントをお届けします。

【注文住宅と建売住宅の違い】

注文住宅と建売住宅の最大の違いは、2つあります。
第一に、「土地と住宅をセットで購入するか・しないか」。
第二に、「住宅の設計や仕様を自分で決められるか・決められないか」。
この2つが、皆さんのこれからのマイホーム計画を大きく左右します。

さらに詳しく違いをご説明すると、「注文住宅」は、自分で土地を購入し、
好みやライフスタイルに合わせて間取りや設備、デザインなどを決められる、
いわばオーダーメイドの家づくりです。

それに対して「建売住宅」は、住宅メーカーや建設会社があらかじめ用意した土地に、
決められた設計・仕様で建てられた住宅を購入することになります。

注文住宅と建売住宅には、当然ながらそれぞれにメリット・デメリットがあります。
大切なのは、それらを理解したうえで、
「自分たちの予算や条件、理想の暮らしに合った家を建てられるのはどちらか」をしっかりと見極めることです。
それでは、具体的なメリット・デメリットをご紹介します。

【注文住宅のメリット】

1. 自分の好みに合ったオリジナリティあふれる住宅を建てられる
2. 趣味の空間やビルトインガレージなど、ライフスタイルに合った間取りが叶う
3. こだわりの素材や内装、住宅設備機器を採用できる
4. 家を建てるまでの過程を楽しめる
5. 建築中の現場を確認できるため、基礎や構造の状態を確認できる

【注文住宅のデメリット】

1. 建築費用が高くなる
2. 完成までに時間がかかる
3. １から家をデザインするので、打ち合わせの回数が多い

【建売住宅のメリット】

1. 価格が比較的安い
2. すぐに入居できる
3. 完成イメージがわかりやすい
4. 打ち合わせに時間をかけずに済む

【建売住宅のデメリット】

1. 自分好みにカスタマイズできない
2. 立地や周辺環境を選べない
3. 他の住宅と似かよったデザインになりがち

【自分に合っているのは注文住宅or建売住宅？】

このように、注文住宅にも建売住宅にも、それぞれにメリット・デメリットがあることがわかりました。
では、実際に家を建てるとしたら、どちらをどのように選べばいいのでしょうか。
どちらかに決める際のポイントをご紹介します。

優先順位をはっきりさせる

土地の立地や予算、入居時期、家のデザイン、性能、省エネ対策など、
住まいに求める条件はいろいろあるかと思います。
そのため、注文住宅と建売住宅のメリット・デメリットを理解したうえで、
自分たちの優先順位を明確にして、
優先順位の高い事項をどちらがクリアしているかで選ぶと後悔のない家づくりが叶います。

予算の上限を決める

インスタグラムやネットなどを見ていると、
マイホームに対する夢がどんどん膨らむものですが、
それを丸ごと実現するのは現実的には難しい場合が多いです。
なぜなら、どなたにも予算に限りがあるからです。
そのため、あらかじめ家族間で予算の上限をきちんと決めておき、
住宅会社にはっきりと予算を伝えておくことが大事です。

将来のことを考えてくれる住宅会社を選ぶ

家を建てる際には、資産価値のことも考える必要があります。
例えば、数年後に法改正などによって住宅の規格が厳しくなるのであれば、
現在ではなく改正後の規格に合った住宅を建てておいた方が、資産価値を下げずに済みます。
これから長く住まうことを考えてみても、建物の構造や性能がしっかりしていれば、
建ててから10年先、20年先も快適に暮らせます。
そういった面でも、住まう人の将来のことを考えて提案してくれる住宅会社を選ぶと、
建売住宅にしても、注文住宅にしても、間違いのない選択ができます。

【建売住宅の落とし穴に注意！】

例えば、住みたいと思っていた場所に建売住宅があって、
価格も手頃で、間取りやデザインも気に入ったとします。
だとしたら、迷うことなく購入に至るというケースも当然多いでしょう。
でも大切なのは、住み始めてからの暮らしです。
一生に一度のマイホームなので、
できれば自分たちの好みやライフスタイルに合った住まいで長く快適に暮らすのが一番でしょう。
「後でリフォームすればいいや」とお考えになるかもしれませんが、
それだけ費用が後でかかるのであれば、最初から注文住宅で理想の空間を手に入れた方が、
長い目で見てもお得だと思いませんか？

実は、建売住宅を購入したものの、数年間暮らしてから気に入らなくなって、
そこを売却して新たに土地を購入し、注文住宅を建て直したというケースをよく聞きます。
費用がネックで注文住宅を諦めたにもかかわらず、
注文住宅を建てた以上に余計な費用がかかってしまうのでは本末転倒です。
そのために、一度は注文住宅を検討してみることをお勧めします。
時間に制限がある方もいらっしゃるかもしれませんが、
慌ててマイホームを決めるのは危険なので、
一時的に仮住まいに住んだとしても、じっくり検討することをお勧めします。

【まとめ】

このように、注文住宅と建売住宅を比較した場合、建てた後の暮らしを考えると、
注文住宅が優位であることがわかります。ここで問題になってくるのが、
注文住宅のデメリットである「費用」です。
住宅価格が高騰し続ける昨今、土地と家がセットの建売住宅は費用的にかなりお得なので、
注文住宅を諦めて建売住宅を購入する人が増えています。
でも、もしも注文住宅をリーズナブルに購入できたらどうでしょうか？
もちろん性能も高品質で、デザインも間取りも理想通りの家が予算内で叶うとしたら、断然そちらを選びますよね。
「ココアハウス」では、三河地域にお住まいの皆様に、いい家をお安く建てていただきたいという思いから、
高性能な注文住宅を手の届く価格でご提供しています。
注文住宅を検討する前から諦めることなく、まずは当社にぜひご相談ください。