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【完成見学会】5月1日(水)~5月12日(日)岡崎市柿田町
2024.05.06
建築資材が高騰し、マイホームの購入をあきらめる人が増えています。
そんな中、注目されているのがローコスト住宅です。
いい家を安く買えればそれに越したことはありませんが、
「本当にローコスト住宅で大丈夫なの?」「費用が安いのには、何かそれなりの理由があるのでは…」
と不安を感じる人も多いようです。
実際に、ローコスト住宅で家を建てた人の中には、
安さだけを理由に選んだものの、入居後に後悔したというケースも聞きます。
ローコスト住宅で家づくりに失敗しないようにするには、
住宅会社を選ぶ際にメリットとデメリットをしっかりと把握しておくことが重要です。
そこで、ローコスト住宅の概要と、そのメリット・デメリットをご紹介します。
ローコスト住宅とは、文字通り「価格が安い家」のことです。
建築価格が高騰した影響で、愛知県や静岡県の注文住宅は、
坪単価が平均で約90万円(全国平均は95.4万円)であるのに対し、
ローコスト住宅の場合は坪単価が30~50万円程度で、
トータルの建築費が1,000万円台の住宅を指すことが多いです。
では、なぜローコスト住宅はそんなに安いのでしょうか。それには次のような理由があります。
ローコスト住宅の場合は、部屋の数を減らしたり、室内の壁を少なくしたりすることで、
石膏ボードや壁紙などの材料をコストダウンしています。
そのため、総2階で、間仕切りのない空間の住まいが多いのが特徴です。
水回りの設備機器や照明器具なども、大量購入によって安く手に入る商品を用いることでコストダウンを図っています。
そのため、建材や設備などは自由に選べない場合が多いです。
ローコスト住宅の場合は、設計や打ち合わせの手間を省くために、
間取りのプランがある程度決まっていたり、
工事の手間がかからないように家の中のつくりがシンプルになっていたりするケースがほとんどです。
住宅の価格には、家を宣伝するための広告費用やモデルハウスの建築・維持費用、
営業マンの人件費なども実は含まれています。
ローコスト住宅の場合は、それらを可能な限りカットすることで、コストダウンを図っています。
このように、コストダウンに向けた企業努力によって、安い価格で住宅を提供することが可能となります。
ローコスト住宅の一番のメリットといえば、いうまでもなく「価格の安さ」ですが、
実はそのほかにもさまざまなメリットがあります。
ローコスト住宅でマイホームを低価格で建てることができれば、
残りの予算を家具や外構などに充てることができます。
また、将来的なリフォーム費用として取っておくのも賢明です。
注文住宅の場合は、プランニングや打ち合わせにじっくりと時間をかけて家をつくりあげていくため、
完成までに時間がかかりますが、ローコスト住宅の場合は打ち合わせや工期を短縮することで費用を抑えているため、
比較的短い期間で家が完成します。
安く家を立てれば、住宅ローンも短期間で返済できます。
そうすれば、子どもが巣立った頃に家を建て替える費用を貯めておくこともできます。
新築時には二階建て、年をとってからは平屋と、
ライフステージに合った住まいで暮らせるメリットがあります。
一方、価格が安いがゆえのデメリットもあります。
キッチンやユニットバス、トイレ、給湯器などの水回りの住宅設備機器のグレードが低く、
グレードが高いものに比べると機能性やデザイン性が劣る場合があります。
断熱・気密・耐火・耐震など、住宅性能は、
もちろん国が定めた基準をクリアしたものでないと家を建てられないので安心ですが、
基準値以上の高性能を求めるのは難しいケースがほとんどです。
一見価格が安いようでも、実はオプションを利用しないと思い通りの機能やデザインを選べないケースが多いです。
そのため、建具や内装、設備などをオプション仕様にすると、合計金額が予想以上に高くなる可能性があります。
ローコスト住宅では住宅設備機器などの設備だけでなく、
間取りもあらかじめ決まったプランの中からしか選べないケースが多いため、
自由度が低いのがデメリットです。間取りを変更すると割高になります。
ローコスト住宅は、屋根や外壁、建物の構造や内装などに安い材料を用いる場合が多いため、
建物の劣化が早くなる可能性があります。
そのため、建てるときは安価でも、メンテナンスにお金がかかる場合があります。
最近は60年の長期保証などを売りにしている会社も多い中、
ローコスト住宅の場合はそこまで保証期間が長くないのが現状です。
住宅の瑕疵保証は10年間と法律で決められているので、
引き渡しから10年間は保障されますが、それ以上はついていない場合が多いです。
このように、ローコスト住宅には「安い」というメリットの一方、デメリットもいろいろあります。
間違った商品を選ぶと、建ててから後悔することにもなりかねません。
そこで、間違いのないローコスト住宅の選び方をご紹介します。
ローコスト住宅を検討する際には、建築費用だけでなく、
どこまでが標準仕様でどこからがオプションになるのかをしっかり確認しましょう。
住宅設備機器や外壁材、内装材なども、ランクによってオプション扱いとなるので、
1つひとつチェックする必要があります。
長く安心して快適に住まうことを考えると、住宅の構造や断熱・気密性能を確認しておく必要もあります。
基礎の形状や、建物の構造や金具、耐震等級、断熱材の種類などをしっかりチェックしましょう。
ローコスト住宅の間取りや設備、デザインなどの規格は、住宅会社によって異なります。
モデルハウス見学や完成見学会などに積極的に参加して、実際に目で見て建物のつくりや設備、
間取りをしっかりと確認しましょう。
住宅会社の方針や理念などを把握して、信頼のおける会社かどうかをチェックすることはもちろんですが、
担当者との相性や人柄も重要なチェックポイントです。
なんでも相談しやすく、対応がスピーディで、
質問に対しても確かな答えを返してくれる担当者なら安心して家づくりを任せられます。
「ローコスト住宅は安いがゆえに、実際に建てるとなるとなんだか不安・・・」
と迷われている方も多いかと思います。実際に、数あるローコスト住宅の中には、建ててから後悔する商品もあると聞きます。
しかし、ローコスト住宅の中には、「地域の皆様にマイホームを諦めてほしくない」
「建てた後の暮らしにゆとりを持てるように、いい家をできるだけ安くご提供したい」という真摯な想いで、
一生懸命コストダウンに取り組んでいる会社もあります。
「ココアハウス」では、豊川・豊橋を中心とした三河地域の皆様のために日々企業努力を重ね、
安全・快適でおしゃれな家を可能な限りお安くご提供しています。
高性能なオンリーワンの注文住宅をアパートの家賃と同じくらいのローンで建てられるとしたら、
家を建てた後もずっと安心して暮らせます。家づくりの際にはまずお気軽にご相談ください!