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イオン出店ありがとうございました!!
2024.06.25
目次
マイホームを建てる際、多くの方が悩むのが予算との兼ね合いです。
住宅の価格は年々上昇傾向にあり、理想の住まいを実現するためには、
コストを抑える工夫が必要不可欠です。その1つが、間取りを工夫すること。
「間取りだけで建築費用がそんなに変わるの?」と思われるかもしれませんが、
実は、間取りの無駄を省くことで、低価格でも快適な住まいを実現することができます。
そこで今回は、費用を抑えるための間取りの考え方について、いくつかのポイントをご紹介します。
間取りを考える前段階として、まずは建物の形状を工夫することで、建築費用を大幅に抑えることができます。
例えば、建物を総2階にすると、屋根や基礎にかかる費用を削減できます。
屋根は建物の面積に比例して材料費がかかるため、総2階にして屋根の面積をできるだけ少なくすることでコストダウンが可能です。
また、建物の凹凸を減らし、シンプルな四角い形状にすることで、外壁材や構造材の無駄を省くことができます。
凹凸が多い建物は、材料の切り詰めや複雑な施工が必要となり、コストアップにつながります。
材料費も余計にかかり、しかも形が複雑だと材料の無駄も生じるため、あまり経済的とはいえません。
つまり、シンプルな形状を選ぶことで、材料費と工事費を抑えられます。
次に、間取り自体もシンプルにすることで、無駄なスペースを減らし、建築費用を抑えることができます。
例えば、廊下や階段などの動線をできるだけ短くし、部屋の形状を単純化することで、施工がしやすくなり、コストダウンにつながります。
廊下は部屋と部屋をつなぐ通路であり、生活動線を確保するために必要ですが、幅を広くしすぎたり、
曲がりくねった動線にしたりすると無駄なスペースが生まれます。同様に、階段もできるだけコンパクトにまとめることが重要です。
また、部屋の形状自体も長方形や正方形といったシンプルな形を選ぶことで、施工の手間と材料費を抑えられます。
最近はLDKをひとつながりのオープンな空間にするのが主流ですが、
空間をオープンにすることで、壁や建具を設ける必要がなくなり、その分費用を節約できます。
和室も小上がりや畳コーナーにしてLDKに含めると、費用を節約できるだけでなく、利用頻度も高まります。
子ども部屋などの個室の収納スペースも、扉なしのオープンなタイプにし、
隠す必要がある場合はカーテンやロールスクリーンで代用すれば、その分費用をさらに減らせます。
収納スペースを十分に確保することで、居住空間をすっきりと保つことができます。
そのためには、壁面収納や床下収納など、スペースを有効活用する工夫が必要です。
壁面収納は、天井まで届く全面収納にすることで、大量の収納力を確保できます。
また、床下収納は、通常は死角になりがちなスペースを活用することで、収納力をアップできます。
キッチン、バスルーム、トイレなどの水回りは、給排水や電気配線などの設備工事が必要でコストがかかります。
そのため、水回りを1つの場所にまとめることで、配管の長さを短くし、工事費用を削減できます。
また、掃除や家事の効率も上がります。ただし、水回りの位置は生活動線や間取りとの兼ね合いを考えて決める必要があります。
1つの部屋を多目的に使えるようにすることで、部屋数を減らしてもライフスタイルに合った住まいを実現できます。
例えば、子ども部屋と書斎を兼用すると部屋数を減らせます。また、多目的ルームを設けることで、
限られたスペースを有効に活用できます。ただし、多目的ルームを設ける際は家族のライフスタイルや将来の変化を考慮し、
適切な広さと設備を確保することが大切です。
間取りは、建てた時点だけでなく、長期的な視点で考える必要があります。
子どもの成長や家族構成の変化など、将来のライフスタイルの変化に対応できる間取りを考えましょう。
例えば、間仕切りを可動式にしたり、部屋を分割・統合しやすい構造にしたりしておくことで、
将来の変化に柔軟に対応でき、リフォーム費用を節約できます。
また、将来的に必要になるかもしれない設備や収納スペースをあらかじめ確保しておくことで、
増築や間取り変更などのリフォームの必要がなくなり、コストを抑えることができます。
高級な素材や最新の設備は魅力的ですが、コストがかかります。標準的な素材や設備を選ぶことで、
品質を維持しながらも費用を抑えることができます。例えば、フローリングは無垢材よりも合板や積層材を選ぶことで、コストを抑えられます。
また、キッチンやバスルームは、造作ではなくシステムキッチンやユニットバスを選ぶことで施工の手間を減らし、
コストダウンにつながります。メンテナンスや将来的な交換の際にも、手頃な価格で対応できるというメリットもあります。
小屋裏や床下のスペースを収納や趣味の部屋として活用することで、居住空間を広く使うことができます。
小屋裏は、天井が高く、開放的な空間を確保できるため、収納だけでなく、書斎や子ども部屋としても活用できます。
一方、床下は高さが限られますが、収納スペースとして活用することで、居住空間をすっきりと保つことができます。
ただし、小屋裏や床下のスペースを活用する際は、断熱性や気密性に配慮し、快適性を損なわないようにすることが重要です。
また、荷物の出し入れがしやすいよう、動線にも気をつける必要があります。
このように、シンプルな形状や間取り、収納スペースの確保、水回りの集約など、
さまざまな工夫を組み合わせることで、コストを抑えながらも、ライフスタイルに合った住まいを実現できます。
ただし、間取りは住む人のライフスタイルや好みに大きく影響するため、じっくりと検討することが大切です。
また、将来の変化に対応できる間取りを計画することで、長期的な視点でコストを抑えることができます。
こうしてお客様の予算に合わせてローコストな間取り提案が自由自在に行えるのは、注文住宅ならではの特権です。
しかも、ローコストでありながら暮らしやすい間取りをプランするには、優れた提案力と設計力が必要です。
ココアハウスでは、家づくりのプロがお客様とじっくり打ち合わせを重ねて、お客様の理想の住まいを低価格でご提案します。
土地探しや資金計画からご相談を承りますので、ぜひお気軽にご相談ください。
▼最新のイベント情報
6/22(土)〜28(日)豊川市一宮町
「開放感溢れる、リビングを中心に家族が集う家」
著者情報
愛知県豊橋市を中心に1000万円台で叶うデザインと性能にこだわった注文住宅を手がける住宅会社「ココアハウス」。
子育て安心住宅&デザインラボが運営するブランドです。
愛知県豊橋市、豊川市、新城市、田原市、蒲郡市、北設楽郡、岡崎市、幸田町、西尾市、そして静岡県湖西市、
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